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大籠キリシタン殉教公園

ビアター

前から一度行ってみたいと思いながらなかなか果たせないでいた「大籠(おおかご)キリシタン殉教公園」に行くことができました。

 以前公園の近くを偶然通りかかり、名称に惹かれて入りたいと思いましたが、その日は休館日でした。その時はたまたま通りかかったので、場所がはっきりしませんでした。先日娘や孫たちと一ノ関サファリパークに行った際、公園前を通りかかりました。やっと、ここだったのかと自分の中で地図が出来上がり、ADV160で出かけてみました。


三陸道を本吉津谷ICで下り、国道45号を少し南三陸町方面に行くと国道346号の分岐があります。そこから登米方面に山の中を走ると宮城県と岩手県の県境になります。

国道346号から藤沢大籠線に右折すると館ヶ森エリアに向かいます。まもなく入口に看板が立っており、そこを右折します。

右折するちょっと手前に遺跡の一つである首実検石がありました。

そこから少し行くと大籠キリシタン殉教公園がありました。

静かな木立に囲まれた公園は「歴史の庭」「歴史の道」「歴史の丘」に分かれており、歴史の庭に中心となる大籠キリシタン資料館が建っていました。入館料は300円でしたが、館内は撮影禁止でした。

受付の方も常駐され、DVD映像の準備などいろいろやっていただけました。スタンプが置いてあったのでスタンプ帳を販売しているのですか、と尋ねると「いいえ、無料で差し上げます」と丁寧に押印していただけました。

そのスタンプ帳によると、石巻市にある「慶長使節船ミュージアム サンファン館」の関連施設の一つになっているようです。

館内の展示は、江戸時代の初めに300人を超えるキリシタンが処刑されたという史実をジオラマでわかりやすく展示していました。また、関連する隠れキリシタンが使用したものや、仏像に見せかけながら実は聖母マリア像であったりキリストを象徴する十字架が隠されている石像なども展示されていました。

「歴史の庭」から「歴史の道」により丘の上にある「歴史の丘」クルス館まで結ばれていますが、300段の石段は見るからに急峻で高齢者にはきついものがありました。

約15分かかって階段を登りましたが、直登しなくても「十字架の道行」をたどれば、クルス館には行けますし、途中にある石碑はキリストの受難の様を表しておりこちらの方がお薦めです。

丘の上にあるクルス館は、彫刻家舟越保武氏の設計指導によるもので、舟越保武氏はあの有名な長崎県にある「長崎26殉教者記念像」の作者で盛岡中学校の出身だそうです。

館内には氏の作による作品が3体展示されていました。

クルス館は高い丘の上にあるので、周囲の眺望がすばらしく、登るのは大変ですが、ぜひ行かれることをお勧めします。

また公園のいたるところに殉教顕彰碑が建っており、それらを一つ一つ尋ねてそのメッセージを読むのも面白いと思いました。


岩手県に移住して7年になりますが、なぜもっと早く来なかったのかと悔やまれ、この次は女房を伴ってきたいと強く思いました。

 またこの殉教公園だけではなく、大籠の近隣には刑場史跡や首塚、キリシタンの墓などが点在しており、資料館の人に聞くと「とても一日では回れない」とのことでしたので、時間を見つけて一つ一つ巡りたいとも思いました。

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